神社巡りガイドブック

神社巡りのツアー工程、歴史や見所のポイントをご紹介しています

【兵庫・神社巡り】日本のみぞおちツアー

兵庫県は明石〜神戸(垂水)エリア、すなわち子午線が通るあたりの神社6社を巡るツアーをご紹介します。
車で移動するとランチ込みで4時間ぐらいの行程となります。

今回の地は、歴史上、日本にとってある種の要となるエリア。
国産みがされたと伝えられる淡路、貿易航路、子午線ライン、黄泉の入り口(熊野方面)へと繋がる航路、と盛りだくさんでありますし、はっきりとした事は存じ上げませんが、明石海峡あたりには何か重要なものがあるとかないとか……。

このコースは記事タイトルとは別のテーマがあったのですが、色々な反応が出てしまうワードなので、「日本のみぞおちツアー」へ変更しました。
色々な大事なものが集まるところ、身体でいえば「みぞおち」がそれにあたるかな?と思いました。

移動の範囲は以下の感じです。

 

岩屋神社

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143年、淡路島の岩屋から神様にお越しいただいたのが始まり。
この神様は天地大明神、岩屋明神、江島明神などと呼ばれ詳しいことは不明。
現在当社はイザナギ神、イザナミ神、オオヒルメ神、ツクヨミ神、スサノオ神、ヒルコ神(エビス神)をまつる。
イザナギが筆頭という説もありますが、当地へ足を運ぶとエビスおしの印象であります。
摂社・末社も充実しています。
場所:兵庫県明石市材木町8−10

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この形とは限りませんが、本殿裏がこのように整えられている神社もあるので要チェックであります。
拝殿からよりも裏からの方が神様との距離が近くなる場合も^^

またこの辺りに不思議なとても大きな犬がいらっしゃるので、是非お声がけください^^

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摂社の大国主社。
大国主社はいたるところで見かけますが、「出雲」と強く打ち出されているのは何か意味があるのかもしれませんね。

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岩屋神社のエビス像。
とても細い釣竿で顔より大きい鯛を釣り上げるとは……さすがであります。

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お時間あれば、岩屋神社の向かいにある長林寺にも足を運んでみてください。
本尊の薬師如来を供養するために、龍神が灯りをともしたといわれる「龍燈の松」があります。
ただし一度枯れてしまい、現在は二代目だとか。
琵琶湖沿いの唐崎神社・霊松を思い出しますね。

 

伊弉冊神社

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由緒書きの内容が難解なのですが、崇神天皇が神さまにお越しいただいたとあるので紀元前からの場所ということになります。
まつられるはイザナミ神。
スサノオ神もまつるということで、親子仲良くいらっしゃるということにもなりますね。(ただし牛頭天王らしき説明も見かけます)
場所:兵庫県明石市岬町19-8

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本殿向かって左奥にある福徳三宝荒神社、またその奥にあるご神木。
荒ぶる感じであります。

 

稲爪神社

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朝鮮半島から鉄人8000人が来襲、討伐担当(伊予の国出身)がオオヤマヅミ神に必勝祈願、すると稲妻と共にオオヤマヅミがあらわれ鉄人の弱点をアドバイス、そして見事打ち勝ったというお話からオオヤマヅミをまつった……のが始まり、550年頃のこと。
イナズマが「イナツメ」となった説あり。
場所:兵庫県明石市大蔵本町6-10

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エビス像。
やさしそうでありますね。

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神紋。
オオヤマヅミの総本社、大山祇神社とほぼ同じでありますね。
総本社直系を感じます。

 

舞子六神社

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おまつりされるはイザナギ神、イザナミ神、オオヒルメ神、ツクヨミ神、スサノオ神、ヒルコ神(エビス神)ということで、岩屋神社と同じでありますね。
摂社も充実しております。
主観でありますが、当社、何か大義ありの予感が。
場所:兵庫県神戸市垂水区西舞子1丁目5-7

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舞子六神社の大黒像。
満ち満ちてる感じであります。

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恵比寿像。
なかなか独特な感じでありますね。

 

海神社

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神功皇后朝鮮出兵から戻る際、暴風により足止めをされたためワタツミ三神に祈願したところ、波風はおさまり都へ無事お戻りになられた……という伝承の地であります。
今から1800年程度前の始まり。
場所:兵庫県神戸市垂水区宮本町5-1

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海神社から数分南に移動すると、寳ノ海神社という小さな社があります。
連続鳥居的なのでお稲荷さん?と思わされますが、金刀比羅大権現がまつられています。
目の前の垂水漁港を見守っておられます。

 

乙姫大明神

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1171年頃、日宋貿易拡大をめざす平清盛が大陸にわたる船の無事を祈って、当社を建てられたと考えられているそう。
清盛による厳島神社造営と、おおよそ同じ頃だと推測できます。
乙姫?浦島太郎かよ! という感じですが、まつられるトヨタマヒメ神は海の神様の娘として神話に登場し、まさに乙姫的な存在となっています。
場所:兵庫県神戸市垂水区下畑町あたり

場所がとてもわかりにくい上に、車は駐車できません。
地図のポイントから東にすすむとマックスバリューがあるので、そこに駐車するとよいかもしれません。
ポイントから歩いて3〜4分の場所になります。

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乙姫大明神の鳥居。
竜宮城の入り口であります。

 

ランチ情報など

お店に困らないエリアだとは思いますが、明石大橋の「舞子海上プロムナード」で軽食をとることができます。
眺めはよいですが、味は普通なのがやや残念なところ……。

最初に紹介している岩屋神社の近くに「ふなまち」という明石焼のお店があります。
食べログでは3.6、TOP5000にもランクイン。
さすがの大行列で今回は行けませんでしたが、是非行ってみたいお店のひとつであります。

 

おまけ

「みぞおち」ですが漢字では鳩尾と書くそうです。
また「心窩」とも呼ぶらしいのです。
読み方は、「しんか」または「しんわ」だそうです。
違う漢字をあてると「進化」と「神話」。

「みぞおちツアー」は偶然名付けたものですが、このエリアは神話の地でもありますし、日本の進化にこのエリアが関係しているかもしれませんね。